本物の株価指数の反転は、85%の確率で出来高を伴った力強い株価上昇の「フォロースルー」の日を伴う。これは通常反発の4日目から10日目の間に起こり、主要な株価指数の少なくとも1つが前日よりも出来高の増加を伴いながら、1.7%以上上昇する。 No.233
利食いはゆっくり、損切りは早く
どんな相場も永遠に上げ続けることはなく、いつか下がる時が来ます。
急に高く上がった相場ほど落ちるのも早かったりします。
欲を出さずに時が来たら手仕舞いなさいという格言です。
⇒山高ければ谷深し
株式投資をしていると、あの時買って(売って)おけばよかったと後悔することも多々あります。
しかし、もはやどうにもならないことを悔やんでも仕方がない。
銘柄や相場に未練を残すのは禁物、新しい心持ちで次ぎの新しいチャンスを活かす準備をすることが大切です。
相場に参加するには、資金が必要です。余裕のある資金で参加することは言うまでもありません。
教育資金や老後の資金に手をつける事は避けなければなりません。
思惑がはずれて損する事をも考慮した資金計画(資金配分)をたてることが必要です。
なくなれば困るような資金を投資すべきではありません。
株価の里帰りとも言われます。相場に限らずすべてに本当の価値が存在します。
実体から離れ異常な高値が付いたものは、実体価格に下がろうとし、異常な安値が付いた場合は、実体価格に戻ろうと再評価されます。
本当の価値に対して割高かまたは割安かを知って投資するのが正攻法ではないでしょうか。
逆日歩が付いている時、株価が上昇すれば売り方の買い戻しが入って、株価が急騰することがあります。
その点では逆日歩の付いている銘柄に売りを仕掛けるのはリスクが大きいです。
しかし信用売りが増えたということは、それだけ多くの投資家が株価の水準を割高だと考えているからこそ起ることなので、上昇に勢いがなくなれば株価は急落するケース圧倒的に多いのです。
逆日歩が付いた銘柄には、とにかく手出し無用という格言です。
相場は小手先で勝ち続けることはできない。
ドテン売買を巧みにこなす者が最後の勝利者となることはない。
相場の土台(基礎)をしっかりと固める者が勝利を得る者となる。
相場の世界では、難病治療の特効薬が存在するのではと、勘違いすることもあります。
情報に頼って投資する人は、その情報が発表されたらもうおしまいと言うことも少なくありません。
情報に頼らず、しっかりした売買方法を持つのが、流布の噂に惑わされない方法です。
何事にもムキになる人がいます。
負けが重なり、その負けを取り戻そうと、カジノで手持ち財産のすべてを失う人もいます。
少し負けた時点で、そこを離れると言う冷静さを持つ人は、全資産を失うことはありません。
相場でも「取り戻したい」と言う思いがある時は相場に参加してはいけません。
相場は明日も逃げません、落ち着いた心で臨みたいものです。
チャートで「ダブルボトム」の考え方を示し、重要視されている相場の格言です。
下落した株価が反発した後、再度下落して安値をつけたところを 「二番底(にばんぞこ)」と言いい、絶好の買いポイントとなります。
株価が底を打った後にある程度のところまで戻ると、下落局面で売り損ねた投資家の消極的な売りが出て再び下降するケースが良くあります。
週足で観るのが一番分かりやすいと思います。
市場が弱気一色で更に不安材料が出たときの勇気は、大きな収穫の実を結びます。
人はまだ下がる、まだ上がると恐れるとき、賢明な人は買いの種を蒔く人です。
安いときに買い、高い時に売る、誰もが分かる投資法です。
「船頭多ければ船丘に登る」の如く、相場世界では異常が常に起こります。
冷静に判断して異常と思えるものは本当の「異常」となることが少なくありません。
その為の基準となる実体は絶えず知っ置く必要があります。お祭り騒ぎは売りのサインです。
人は、上昇している株を見れば乗り遅れてはいけない飛び付いてしまいます。
相場の終末期には特に顕著に表れます。季節の変わり目が現れるように、相場に加熱感と言う変わり目が現れたら売り準備を整えるのが賢明な投資家です。 相場の大底と天井は誰にも分かりません。しかしそれを季節と同じく、相場の変わり目で見極める霊の目を備えたいものです。
相場の行き過ぎは常に起こります。上にも下にも同じ現象が繰り返されます。 上がれば買いたくなり、下がれば売りたくなるのが人間です。 売りたい人が多い時に買い、買いたい人が多い時に売る、このタイミングを逃がさない人に勝利の女神がほほえみます。
判断を誤ることは正常な事だ、それを修正しないのが異常である。 また間違いをゼロにする事は不可能である。その間違いはゴミにもなれば肥やしにもなる。 失敗や間違いを肥やしとし次の勝利へ結び付ける者が命を保つ。
「高安に 気の安らかな 半扱商内 寝ても起きても 徳とれるなり」
「売買に 徳の乗りたる 商内は 半扱商内の すくい場と知れ」
冷静に相場を判断しリスク管理ができる心理状態を維持することに真の狙いがあるようです。
目先の小さな損失を恐れていては、相場で勝つことは絶対に出来ません。 損切りが遅れたために逆に大きな損失を生む場合もあります。 勝てる見込みがない時は未練を残さずに損覚悟で売ることで、やがては大きな利益につなるという意味です。
「柳の下のどじょう」ではありませんが、前回の成功が今回も通用するとは限りません。 自らの経験を過信し、大きな流れに逆らった目先感覚で玉を建てる事は失敗につながる事が多い。 「あや」戻しを取りに行く建て玉は絶対に避けたいものです。
相場がひとたび下げ波動を確認した後、戻りを待って売ろうとするが、そういう場合、相場はなかなか戻らないものである。 また、戻りがでても「今少し戻ってから」となるので、結局、戻りがないのと同じことになってしまうという格言。 リバウンドを狙って下で待ち構え、戻りを待って売ろうとしますが、なかなか戻らないので、結果的に含み損を抱えてしまうことをいいます。
相場に確実と言うことばはありません。 思惑が外れた時の備えがある人とない人では天国と地獄の開きがあります。 利食いはゆっくり、損切りは早く 知恵ある文殊さまでも余裕がなければ案外もろいものです。 資金的な余裕、余裕を持った計画、そして心の余裕、絶えず備えておくべである。
株価が低いから安い、株価が高いから高いとは限りません。 投資家が持つ物差しは、時に応じて伸び縮みします。 伸び縮みしない正しい物差しを持つ人だけが、本当に安いか高いかを測る事ができます。 株価の高安よりも、株価に対して価値があるか否かを知ることが大切です。
「運は寝て待つ」ではなく、「運は練って待つ」が勝利のもととなります。 大きな収穫を得るには、この時期の用い方で天地の開きが生じます。 銘柄研究を通して次の投資に備える時期が「休む」時期である。
人は少し儲かると気が大きくなり、自らの腕を過信してします。 そこにもっと儲けたいと言う欲望が加わると、つい深追いをしてしまいます。 戦いに敗れ振り返って見ると、どうしてこんな危険を犯したのかと、悔いることになってしまいます。 当たっている時ほど「手を休める」ことが次の勝利を呼び込む知恵となります。
上昇相場が加熱してくると、今まで投資に興味のなかった人までが「買えば儲かる」とばかりに市場になだれ込んでくる。 資金が流入してくれば、ますます相場は加熱し上昇していくのである。 そういったときには、素直に相場の上昇についていけばよい、大相場には下手に逆らうなという格言です。
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