バイナリーオプション

ベアマーケットの定義と期間とは

ベアマーケットの定義と期間とは

新版 魔術師たちの心理学・トレードで生計を立てる秘訣と心構え

第4章 システム開発の手順
4.どういった概念でトレードするのか
5.大局観を把握せよ
6.トレードする時間枠を決める
7.あなたのトレーディングにおいて最も重要なものとは何か。そしてその測定方法は?
8.初期1Rリスクの決定
9.利食いストップを加えてシステムのR倍数分布と期待値を決定する
10.R倍数分布の精度を決定する
11.システム全体の評価
12.ポジションサイジングによる目標の達成
13.自分のシステムを改良する方法を決める
14.最悪の事態に備えたメンタルリハーサル

第5章 うまくいく概念を選ぶ
トレンドフォロー
ファンダメンタル分析
バリュートレーディング
バンドトレーディング
季節性
サヤ取り
アービトラージ
市場間分析
宇宙には秩序が存在する
まとめ

第6章 大局観に合ったトレーディング戦略
私が思い描く大局観
要因1――米国の債務状況
要因2――超長期のメジャーなベアマーケット
要因3――経済的要因のグローバル化
要因4――投資信託の影響
要因5――規則、規制、税制の改正
要因6――人間には負ける経済ゲームをやりたがる傾向がある
考慮すべきそのほかの要因
出来上がった大局観はどう監視すべきか ベアマーケットの定義と期間とは
まとめ

第7章 優れたトレーディングシステムの開発に不可欠な6つの要素
あなたの選んだ変数
雪合戦の暗喩 ベアマーケットの定義と期間とは
拡大鏡を通して見た期待値
機会と期待値 ベアマーケットの定義と期間とは
予測――恐ろしいワナ
実際のトレーディングへの応用
あなたのシステムのパフォーマンスの評価方法
まとめ

第3部 システムの重要な要素を理解する

第8章 セットアップを使ってシステムの適用時を知る
仕掛けを構成する5つの要素
ストーキングのためのセットアップ
フィルター対セットアップ
よく知られたシステムで使われているセットアップ
まとめ

第9章 仕掛け(マーケットタイミング)
ランダムな仕掛けを打ち負かすための試み
よく使われる仕掛けのテクニック
自分の仕掛けのシグナルを設計する
ポピュラーなシステムで用いられている仕掛け手法の評価
まとめ

第10章 抱え込むべきときを知れ――あなたの資産を守るには
ストップとは何か
適切なストップを用いる
よく知られたシステムで使われているストップ
まとめ
第11章 利食いの方法
利食い手仕舞いの目的
ストップと利益目標のみを用いる
シンプルさと複数の手仕舞い
やってはいけないこと
よく知られるシステムで使われている手仕舞い ベアマーケットの定義と期間とは
まとめ

第4部 学習してきたことをひとつにまとめ上げる
第12章 金はみんなに行き渡る
7人のトレーダーのアプローチ
7人のトレーダーの5つの銘柄に対するアプローチ
6週間後の結果
R倍数で見た結果
まとめ

第13章 システムの評価
可能なアプローチ
エクスペクチュニティ――機会数を織り込んだ期待値
トレード機会コスト
最大ドローダウン
ニュースレターの推奨をサンプルシステムとして用いる
まとめ

第14章 ポジションサイジング――目標を達成するためのカギ
基本的なポジションサイジング戦略
モデル1――資産一定額当たり1単位モデル
モデル2――均等分配モデル(株式トレーダー向け)
モデル3――パーセントリスクモデル
モデル4――パーセントボラティリティモデル
モデルのまとめ
ほかのシステムで使われているポジションサイジング
まとめ

第15章 結論
過ちを回避する
本書で語らなかったこと――タープ博士へのインタビュー

■監修者まえがき
本書は、バン・K・タープ博士がトレードに関する彼の考え方を著した“Trade Your Way to Financial Freedom”の新版の邦訳である。 タープ博士といえば「新マーケットの魔術師」にも登場するトレードにまつわる心理的な実証的分析の権威であるが、同時にトレーダーに対するコンサルタントとしても有名である。
彼は心理学者ゆえの独特の視点を持ち、さらにもう少しで最初の「タートルズ」の一人に選ばれかけたくらい、トレードに対する深い造詣を持っている。そして彼の業績はその名に恥じず、本書の旧版は米国でも日本でも驚きを持って迎えられ、今もって多くの投資家やトレーダーたちの支持を集めている。今回の新版は、旧版で一部に見られた誤謬を訂正し、さらにその後の研究成果を反映した、より充実した内容となっている。

チャック・ホイットマン
わが社では、本書を新人トレーダーの必読書に指定している。バン・タープ氏の書籍のなかでも、本書は彼のセミナーと通信教育講座の内容が集約されたものであり、新人トレーダーが彼の投資法を学ぶうえで格好の書と思ったからだ。申し遅れたが、私はチャック・ホイットマンで、シカゴ商品取引所内のトレーディング会社、インフィニウム・キャピタル・マネジメント(Infinium ベアマーケットの定義と期間とは Capital Management)社のCEOを務めている。今現在、わが社の従業員数は90人で、15の取引所を通じてあらゆる資産クラスのオプションとその原資産のトレードを行っている。実は私は個人的に本書を大量に購入したのだが、その話に入る前に、私とバン・タープ氏との関係について話しておこう。
私が初めて彼の投資法のことを知ったのは1998年のことである。当時、私の師であるブルースはバンの通信教育講座を2つ(『ピーク・パフォーマンス・コース・フォー・トレーダーズ・アンド・インベスターズ(Peak Performance Course for Traders and Investors)』と『ディベロッピング・ア・ウィニング・システム・ザッツ・フィッツ・ユー(Developing a Winning System That fits You)』)受講していた。のちにバンのシステムセミナーにも出席したブルースは、その内容と出席者の質の高さに深く感銘を受けたことを私に話して聞かせてくれた。

その後はトレーディングのペースを落としてパートタイムベースでのトレーディングに切り替え、自分のトレーディング会社を設立して一流の投機家になるという長年の夢の実現に向けて準備を開始した。それからの2年間は、学習とリサーチ、トレーディングプラン作りに専念した。プランは、バンのトレーディング原理を基に作成した。当時読んだバンの本は、本書の初版と『ファイナンシャル・フリーダム・スルー・エレクトロニック・デイトレーディング(Financial Freedom Through Electronic Day Trading)』だ。また、バンのほかのセミナーにも出席し、5つの基本原理を基にトレーディング会社を設立した。そのうちの4つの原理はバンから学んだものだ。これらの基本原理は会社設立以来変わっていない。以下がその5つの基本原理であり、バンの教えた順序で列挙している。

仕掛け
トレードではランダムに仕掛けても勝つことができる。これは第9章で説明されている。第9章では、タープ博士のランダムな仕掛けシステムとそれによる儲け方についても解説されている。エゴを捨ててトレードできる健全な心理状態にあり、損失を最小限に抑え(1R以下の損失)リスク・リワード・レシオの良いトレード(勝ちトレードの初期リスクに対する倍率が高いほどよい)を行うことで達成される期待値が正のシステムを持ち、最良の市場で、目標を達成できる適正なポジションサイズでトレードすれば、仕掛けは問題ではない。これらの原理はこの第2版のいたるところで論じられている。
ここで紹介した5つの原理は、私のビジネスの中核をなすものである。したがってわが社の新入社員はもちろんのこと、全従業員にも徹底的にたたき込んでいる。これに対して、一般トレーダーのほとんどに共通する次の考え方は今述べてきた5つの原理と好対照をなすものだ。
正しい株を選ばなければならない。儲けられなかったのは、おそらくは株の選び方が間違っていたからだ。これを原理5と比較してみよう。
いつでも有り金のすべてを投資すべきだ。リスク管理は分散投資で行う。これを原理2と比較してみよう。
損をしたのは、市場でカモにされたからだ。あるいはブローカーや投資顧問業者に騙されたのかもしれない。これを原理1と比較してみよう。
一般トレーダーが最も重視しているのは正しい株を正しいタイミングで選ぶことであり、成功するのに本当に必要なことは完全に無視されている。だから本書が必要なのである。
第2章では、多くの人にとって成功することが難しい理由が説明されている。原因は、意思決定にバイアス(先入観、偏見、思い込み)を持ち込むことにある。タープ博士はこれを「意思決定ヒューリスティック」(合理的判断を誤らせる簡便法)と呼んでいる。皮肉にも、ヒューリスティックのことを知っている人ほど市場を予測しようとする。これに対してわが社では、損をするのは非効率的な意思決定が原因だと説くバンの考え方を採用している。つまり、成功するためには意思決定を効率的に行えばよいということである。

タープ博士の哲学を学ばなければ私の今の成功はなく、わが社の多くのメンバーとも成功の喜びを分かち合うことはなかっただろう。私がタープ博士と偶然出会い、彼から学ぶ機会を得たことは、神のご意思だと思っている。わが社の立ち上げに際しては、彼の哲学は何度も真価を問われたが、その都度試練を乗り越えた。わが社が目覚しい発展を遂げたのは、ひとえに彼の哲学のおかげである。 読者のみなさんも、本書から得られる素晴らしい教訓を基にトレードを成功に導き、目的のある人生を送られることを願ってやまない。 (インフィニウム・キャピタル・マネジメント社CEO[イリノイ州シカゴ])

■第2版序文
本書を通じで経済的自由を手に入れよう
まずは本書のタイトルから説明したいと思う。原題に含まれる「financial freedom(経済的自由)」を見て多くの人は、誇大広告なんじゃない? と思ったようだ。ジャック・シュワッガーでさえ初版のコメントで、「経済的自由は約束できないが、トレーディングを行ううえでの確かなアドバイスと自分自身のトレーディング手法を開発するうえで役立つアイデアをふんだんに提供してくれる本であることだけは約束できる。これまでの書籍に何か物足りなさを感じていた人――本書はそんなあなたに打ってつけの書である」と書いたほどだ。

トレーディングシステムは市場の全体像、つまりマクロな動きを反映したものでなければならない。1999年、1982年から続いた超長期のメジャーなブルマーケットが終焉に向かいつつあった。1999年にはハイテク株と名のつく株ならどの株を買っても6カ月後にはほぼ2倍になった。しかし、メジャーなブルマーケットのあとにはメジャーなベアマーケットが続くのが普通だ。例えば2000年に始まったメジャーなベアマーケットがそうである。こういったメジャーなブルマーケットやベアマーケットは20年もの長期間続くのが普通だ。したがって大きな利益を得るためには、市場のマクロな傾向を利用した戦略が必要になる。ベアマーケットになったからといっても、それはけっして悪いニュースではない。ただ、ブルマーケットのときとは違った視点を持たなければ金は稼げないというだけの話である。
自分にフィットするトレーディングシステムの開発モデルはこの6年の間に若干改良された。第2版ではその変更点について解説する。
根本的な概念のほとんどは初版から変わっていないが、私の考え方は変わった。第2版では私が今の時代に最も相応しいと思う考え方に改めた。
初版の期待値に関する説明は多少分かりにくい点があり、そのため誤解を招くおそれがあったため、第2版では誤解を生じないような分かりやすい説明に変えた。期待値の説明については、この第2版だけでなく、『ファイナンシャル・フリーダム・スルー・エレクトロニック・デイトレーディング』および『魔術師たちの投資術――経済的自立を勝ち取るための安全な戦略』(パンローリング)でも変更した。
私は今、システムはそれが生み出すR倍数の分布とみなすことができる、と固く信じている。第2版ではこれに対する理解が深まるだろう。これを理解したならば、トレーディングシステムに対する考え方は根底から変わるはずだ。
システムはR倍数の分布とみなすことができるので、この分布を利用して将来の結果をシミュレートすることが可能になる。さらに重要なのは、このシミュレーション結果を基に、目標を達成するためのポジションサイズを決めることができる点だ。第2版ではこのテーマについての議論には特に力を入れている。
大きな変更点は以上だが、これ以外にも、より優れたトレーダーや投資家になるために重要な小さな変更点が第2版には多数含まれている。初版については多くの読者から好評をいただいたが、この第2版もより一層読者のお役に立てることを願っている。

マーケットの状況はどうか。
どの銘柄を買ったらよいか。
XYZ株を持っているが、上がると思うか(「上がらない」と答えると、上がると言ってくれる者が現れるまで聞き続けるのだ)。
どのようにマーケットに参入したらよいか、そしていつもマーケットで見込み違いをしないためにはどうしたらよいか。
私はアジア各国を回って期待値、トレーダーにとってのビジネスプランニングの重要性、ポジションサイジングなどについて講演を行った。しかし質疑応答の時間になると、聞かれることといえば、「今のマーケット状況はどうか?」とか、「持ち株はすぐに売ったほうがよいか?」とか、「この相場ではどうしたらよいか?」などが大半だった。こうした質問はバイアスに基づくもので、あまり重要性がないとの理由を再三再四説明したにもかかわらず、必ず聞かれるものである。
「どの銘柄」の株を「どのように」買うかという質問があって、さらに見当はずれの質問が続いた。それは次のようなものだった。

人は役に立たないものに引きつけられる。それが人間の本性である。本書によって、その理由と対処の仕方を知ることができるだろう。
このような話は講演会では珍しいことではない。だれもがよく当たる仕掛けのシグナルの話に群がり、本当に重要なことを学ぶ者は聴衆の1%にも満たない。そして、利益を上げるための最も重要なカギにっいての講演になると、少数の聴衆しか足を運ばないのである。 投資用のソフトウエアも同じような偏った考え方で作られている。ソフトウエアには、一般にマーケットの過去の動きを完全に説明してくれるという指標が組み込まれている。それがなぜ役に立たないのか? これらの指標は過去のデータを使って作られ、それで値動きを予想しているからである。これで本当に将来の値動きを予想できるのであれば、文句のつけようがない。しかし実際には、このような方法で価格を予想することはできない。ところがこのソフトウエアが実によく売れているのである。

第1部 成功するために最も重要な要素――それはあなた自身
本書の目標は2つある。
1.聖杯探しの手助けをすること
2.自分に合った勝てるトレーディングシステム探求の手助けをすること

第2部 システムの概念化
第2部は、システムを概念化し、その構築に必要な基盤作りの手助けをすることを目的とする。第2部は4つの章から構成されている。まず第4章では、あなたにフィットするシステムを開発するうえで必要となる、きわめて重要な手順を提示する。これは、世界のベストトレーダー、投資家たちのリサーチ方法を調査するために彼らを何年にもわたって研究した結果として得られたものだ。
第5章では、さまざまな概念のなかからあなたのシステム作りに役立つと思われるものをいくつか選んで説明する。この章は各概念に精通したエキスパートに執筆を依頼した。加えて、私自身によるセクションもいくつか含まれる。提示した概念のなかであなたの興味を引く概念はどの概念だろうか。気に入ったものがあれば、あなたのシステムに採用しても構わない。


第3部 システムの重要な要素を理解する
第3部はいよいよシステム構築の話に入る。第3部に進む前に、第1部と2部を完全に理解しているかどうか確認しよう。第1部と2部はシステムを構築するうえでの基礎となる重要な部分だ。
それでは各章別に概要を紹介しておこう。第8章はセットアップについての話だ。セットアップとは、何か別のことが発生するのに必要となる条件(状態)のことをいう。仕掛けシステムと手仕舞いシステムのほとんどはセットアップとアクションを促すトリガーとから成る。したがってまずはセットアップの話から始めることにした。第8章では、最もよく使われる仕掛けのセットアップについて学習する。対象とする市場は株式市場と先物市場である。トレードや投資の達人たちも皆このセットアップを使っている。しかし、これらのセットアップはそのままシステムに昇格することも多く、人々はそれをすんなり受け入れる。これは宝くじのバイアスによるものだ。しかし、本当に価値のあるものを作り出すには、セットアップだけでなく、システムのほかの重要な部分にも目を向けることが重要だ。これは本書の内容を十分に理解していれば分かるはずだ。


第4部 学習してきたことをひとつにまとめ上げる
第4部では、新たなトピックに触れながら、これまでの議論をひとつにまとめ上げていく。ここまでの議論で取り上げなかったトピックとして、構築したシステムの評価方法、偉大なトレーダーのさまざまな市場状態に対する考え方、そして最も重要な、目標を達成するためのポジションサイズの決め方を学習するとともに、システムを完成させトレードを向上させるために必要なそのほかの要素についても議論し、これまで学習したことを縦横に結びつけて全体像を見ていくのが第4部の目的である。
それでは各章の内容を紹介しよう。第12章は、これまでの議論内容をひとつにまとめ上げるのに役立つはずだ。ここでは市場についてまったく異なる考え方を持つ7人のトレーダーが登場する。彼らが5つの市場状態をどう分析し、6週間にわたるトレードでどういったパフォーマンスを達成するかを見ていく。各市場状態ごとに自分に最も近いトレーダーを特定できれば、自分のおおよそのパフォーマンスも予測できる。

MACD
正式名はMoving Average Convergence Divergence。ジェラルド・アペルが開発したテクニカル指標で、2本の移動平均線の差として表される。この指標はMACDラインとシグナルラインの2本のラインから成る。MACDラインがシグナルラインを上抜いたら買い、MACDラインがシグナルラインを下抜いたら売り。MACDは移動平均線を基に算出されるため、大きなスイングの動きをとらえることができるのが特徴。ダイバージェンス、トレンドライン、支持線と組み合わせることで、もっと多くのシグナルを出すことも可能。

関連記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる